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 一般社団法人 北海道自然保護協会

都市の自然

円山公園外来植物除去活動 2022 年度結果報告

COVIT19(新型コロナ)の影響で計画の半分しか実施できなかった前年に比べ、行動規 制が緩和されたこともあり、2022 年は計画した 5 月 20 日から 11 月 4 日までの全 12 回 を中止なく全て実施することができました。雨のための中止もなく、参加人数は述べ 267 人で、延べ除去量はゴボウ 132.5Kg、イワミツバ 213.8Kg、オオハンゴンソウ 29.7Kg (小さな数株だけ除去の時あり)、アメリカオニアザミ 4.6Kg(やはり小株数個の時あり) でした。
この結果、円山動物園、北海道神宮の東の地区では、ゴボウ、イワミツバとも小さな群生 すら見られなくなりました。ただし、ゼロになったわけではなく、以前の群生地では、時々 数株の再生が見られ、今後も定期的監視が必要です。特に、8 月には再生株が再び開花し て種子をつけないよう注意が必要です。また、オオハンゴンソウも時々見つかります、 ユースの森では、イワミツバは依然として広い範囲で群生しており、2022 年は除去区を 絞って、北側の入口周辺地区を集中的に行うことにしました。
ゴボウは群生こそなくなりましたが、まだまだ時々大きな株が見つかります。オオハンゴ ンソウも群生はほぼなくなりましたが、やはりユースの森が広く藪が多いので、未だ根絶 には程遠いと感じてます。また、いずれも公園事務所管轄外の周辺地域には群生している ので、そこからの再侵入の問題もあり、今後の課題です。
なお、ガーリックマスタードは当初は見られなかったので、積極的に探すことをしており ませんでした。しかし全日程終了後に確認したところ、木道の突き当たりの動物園フェン ス際に小株の集団が再生し始めていたので、次年度最初に完全除去する予定です。
2023 年は、2022 年とほぼ同じ要領で日程を組む予定をしております。


円山公園外来植物除去活動2021年度結果報告


昨年中に収束するだろうと高をくくっていたCOVIT19は新型株が繰り返し現れ、昨年以上の感染状況で、たびたび緊急事態宣言などがあり、我々の活動にも大きな影響がありました。今年度も12回計画しましたが、実施は半数の6回にとどまりました。参加人数も少なく平均12.8人/回でした。(昨年は34.1人/回)  なお、中止6回のうち3回は会員らの自主参加で活動しました。植物たちは人間社会の騒ぎには関係なく季節の移り変わりに従って、成長し勢力を拡大していきます。我々も再開する時に、どの区を重点に作業するか、常に観察し対応を検討しておく必要があります  イワミツバについては、円山公園内には群生地は完全に無くなりましたが、元群生地だったところにはチラチラと再生株が見られるので、ふた月に一度は除去作業が必要です。会員自主参加時は、この元群生地を重点に再生株や取り残し株を取り除きました。  ユースの森はイワミツバ群生地が広くかつ飛び地の場所が多数あり、まだ手をつけたばかりの状態です。ゴボウも同様です。次年度は実施場所を良く選んで、行うと考えです。  最終結果は、参加人数:77人(+自主参加21人)、除去量(自主参加時も含む):ゴボウ79Kg、イワミツバ113.5Kg、アメリカオニアザミ4.1Kg、オオハンゴンソウ40.5Kg、ガーリックマスタード3.2Kgでした  その他、10月に札幌ライオンズクラブ様から、地域貢献活動としてイワミツバの除去作業を行いたいとの希望が寄せられ、10名の方が参加され、当会員がお手伝する形でユースの森で作業を行いました。  また本年は、ほっくー基金「北海道生物多様性保全助成制度」の助成を受け、スコップ、熊手など道具類や新型コロナ感染対策グッズなどを充実することができました。

円山公園外来植物除去活動2020年度結果報告


本年は、最初からCOVIT19(新型コロナ感染症)の流行に見舞われ、第1回目は緊急事態宣言のため中止となりました。幸い、その後は流行も少し下火となりましたので、2回目からは感染防止に留意しながら実施することができました。 対照区については、前年の報告通り、円山公園内のゴボウ、イワミツバは群生がほとんど見られなくなったので、実施した9回のうち4回は円山動物園の西にひろがるユースの森で除去作業を行いました。 また、円山公園事務局からの依頼で、新たに除去対象種に特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウを8月から加えることになりました。オオハンゴンソウは以前、円山公園に大量に、はびこっておりましたが、10年ほど前に数年間にわたり組織的に、また個人ボランティアにより駆除作業が行われた結果、ほぼ姿を消したものでした。しかし、継続が途切れて数年たち、あちこちで、特にユースの森で目につくようになってきたとの事でした。  最終的に計画12回のうちCOVIT19による中止1回、雨天中止2回あり、実施9回で延参加人数:307人、除去量:ゴボウ176.1Kg、イワミツバ288.7Kg、アメリカオニアザミ12株、オオハンゴンソウ16.9Kg(実施6回)、ガーリックマスタード少量という結果でした。

円山公園外来植物除去活動2019年度結果報告



  4年目になる今年も11月7日まで12回の活動をもって、無事終了することが出来ました。前年の活動終了時には円山公園内での野生化ゴボウとイワミツバの群生地が、目に見えて少なくなったという事は昨年報告済みですが、初夏にかけては消滅したと思っていた何カ所かで群落の復活の兆しが見られました。とは言っても、前年スタート時と比べると圧倒的に箇所、株数とも少なく、とうとう9月末にはゴボウ、イワミツバとも群生している地区は全く見られなくなりました。始めた当初は、採っても採っても再生し、徒労に終わるのではないかと危惧し、実際に音を上げたくなった時もあった手強い「イワミツバ」でさえもです。「継続は力なり」がまさに証明されました。これこそボランティアの皆さんのご協力と熱意によるものでした。  そして9回目9月20日には、ついに円山動物園の西側「ユースの森」に向かいました。パークセンターからは歩いて20分ほどもかかる距離ですが、現場に着くと参加の皆さんは手つかずのゴボウ、イワミツバの群落に興奮気味。移動に時間がかかった分、作業時間は短かったのですが、久しぶりにゴボウ30Kg、イワミツバ16.6Kgを除去することが出来ました。   本年の最終結果です。参加人数:延187名(17名/回)除去量:ゴボウ236.7Kg(21.5Kg/回)、イワミツバ123.2Kg(11.2Kg/回)、他にガーリックマスタード、アメリカオニアザミを見つけ次第除去しました。計量はしておりませんが、いずれも数Kg程度でした。  来期はユースの森を主体に活動したいのですが、円山公園内も放っておけば必ずゴボウ、イワミツバとも復活してくるので、月2回のうち1回をユースの森。1回を円山公園で実施する予定です。  また、かってのゴボウ、イワミツバ群生地でどのような植物が復活または進出してきたか、しっかり調査、確認する予定です。在来種の貴重な植物が多く見られることを期待します。


円山公園外来植物除去活動2018年度結果報告



 ボランティア登録者は56人。5月18日から11月1日まで13回の活動日を組んだが、本年は雨にたたられる日が多く、また胆振東部地震当日にあたったりして2度の中止を余儀なくされ、実施は11回だった。延除去量はゴボウ100.5Kg、イワミツバ260.9Kgだった。またガーリックマスタードが円山動物園金網フェンス脇に見つかり、延3Kg弱を除去した。
 ゴボウについては昨年活動地域では群生も含め非常に少なかったので、当初はイワミツバ除去作業時に見つかったものを除去した。
 イワミツバについても杉林内木道周辺では一応採り尽くしたので、10月からは従前ほとんど手をつけていなかった公園北側に活動場所を移した。その結果、イワミツバは公園東側境界沿いと包丁塚周辺、ゴボウは円山川両岸と包丁塚周辺に大量に発生していたが、最終日までにほぼ採り尽くす事ができた。  昨年に続き北海道庁環境局生物多様性保全課の参加もあり、特にインターンの学生の実習としての参加もあった。また、宮の森中学校2年生の道徳授業にも昨年に続き取り上げられたが、除去作業は雨のため中止となり、同校科学部の生徒たちだけで後日、円山球場周辺でゴボウ除去作業を実施した。
  こうして円山公園内でゴボウ、イワミツバはほとんど目に付かない状態にすることができた。しかし、地中の根は完全に取り尽くされたわけではなく、一部は除去前に種子散布の終わった株も少数だがあり、埋没種子もあるので、来年もまた活動は続けなければならない。本年の活動地域で来春、どのような植物たちが芽を出してくるのか、不安でもあるが、成果が見られることを楽しみに春を待ちたい。
                                       2018年11月末


円山公園外来植物除去活動2017年度結果報告


                               円山公園外来種除去活動担当
 ボランティア登録者は最終で50人。作業は5月19日(金)第1回目から10月20日までの計13回でした。
参加者は延べ255人、延べ除去量ゴボウ126.7Kg、イワミツバ407.8Kgでした。ガーリックマスタードとアメリカオニアザミも少量ですが除去されました。
結果を見ますと、ゴボウは生育状況が昨年と比べ激減、当初から大きな株は見られず、第3回目(6月16日)後は、活動地域ではほとんど目にしなくなりました。しかし、夏の暑さが終わる頃に、急に大きく成長し目立ち出した場所があり、第8回、第9回は再びゴボウ除去を行いました。
イワミツバについては第1回目から除去開始。(昨年は9月から)。地中を横に這う細い地下茎を取り除かなければなりません。最初は簡単に地上部をむしり取っていた人が多かったが、何も無くなったはずのその場所に、2週間後に行ってみると小さな葉が一面に繁茂しており、そこで後半は、辛抱強く丁寧に地下茎を取り除くようになりました。この作業の方法で除去効果が見られるのかは来年にならないと判りません。楽しみでもあり、心配でもあります。
 なお、昨年来のこの活動を知って、札幌市立宮の森中学校が興味を持たれ、2年生の道徳授業に取り入れられ、円山球場周囲で2年生全員が参加してのゴボウ、イワミツバ除去作業が行われました。さらに経営者団体の円山ライオンズクラブの方々がユースの森でゴボウ、イワミツバ除去作業を行いました。また大通り公園で雑草除去ボランティアをされている団体「ときめき2」の方々が2回にわたり3人ずつ参加いただきました。
 こうして活動の輪が大きくなっていく事は、嬉しいことです。来年もまた活動を継続して参ります。
                                         2017年11月

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